2017年1月10日火曜日

アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.45

2013年(平成25年)5月10日創刊
>>>バックナンバー 一覧<<<

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.45
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2017年1月9日発行
スポンサーリンク
アドバイザリースタッフ研究会会員 様


◆行政ニュース
~~~健康食品によると思われる健康被害情報~~~
◆研修会・学会案内
◆会員の皆様へのお知らせ
◆編集後記

==============================

新年あけましておめでとうございます。
昨年中もたくさんの応援とご協力いただき、厚く御礼申し上げます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

皆様は、この2017年はどんな年にしたいですか。
アドバイザリースタッフ研究会は、メルマガ配信2500名を
目標に掲げ、認定3団体との協力により、アドバイザリースタッフ
資格者の相互の連携を図れるような事業の足掛かりを作れるような
年にしたいと思っています。

皆さんからも、いろいろな意見をお聞かせいただければ、幸いです。
ぜひ、「こんなことをしてほしい。こんなことをやりたい。」
といったメッセージをいただきたくお願いいたします。

それでは、アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン
「第45号」を最後までお楽しみください。

>>>バックナンバー 一覧<<<
スポンサーリンク
――――――――――――――――――――――――――――――
◆行政ニュース (12月7日~1月9日)
――――――――――――――――――――――――――――――

◆機能性表示食品届け出状況  12月◆
(消費者庁 12月1日、12月5日、12月7日、12月8日、
12月12日、12月13日、12月14日、12月15日、12月16日、
12月21日、12月27日、12月28日)

消費者庁より、機能性表示食品の届け出状況が公表されています。
12月一カ月で72品目(No.B-228~B-299)が受理されました。

届出品目は、機能性表示食品の届出情報検索のデータベースで
確認できます。
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/

検索ページの「届出日」のところに、 2015/04/01 ~ で
検索をかけるとすべての届出のものが見られます。

平成28年度届出一覧は、下記にて確認ください。

http://advisory-staff.org/201701_cxeey/
パスワード:  201701xzab



平成27年度の一覧は、こちらから
http://www.caa.go.jp/foods/docs/ichiran.xls



◆健康増進法に規定する特別用途表示の許可等に関する内閣府令の
一部を改正する内閣府令(案)についての意見募集◆
(12月5日 消費者庁)

消費者庁では、健康増進法に規定する特別用途表示の許可等に
関する内閣府令(以下「内閣府令」という。)に関して、今般、
関与成分が含まれていない等の特定保健用食品6品が判明した
ことを踏まえ、特定保健用食品については、許可後、当該食品
の安全性又は効果に、新たな科学的知見を得た場合には、許可
を受けた者に対し、消費者庁への報告を義務付ける改正を行う
とともに、その他、食品表示基準の施行に伴う所要の改正を
検討しております。

今般、その内容を踏まえ改正した内閣府令(案)を作成いたし
ました。
つきましては、下記の要領にて広く国民の皆様の御意見を募集
いたします。

「健康増進法に規定する特別用途表示の許可等に関する内閣
府令の一部を改正する内閣府令」の概要

http://www.caa.go.jp/foods/pdf/foods_index18_161205_0002.pdf



◆食品のインターネット販売における情報提供の在り方
懇談会報告書◆(12月13日 消費者庁)

消費者庁から、平成 27 年 12 月から平成 28 年 11 月まで
行われた「食品のインターネット販売における情報提供の在り
方懇談会」の報告書が公表されました。

http://www.caa.go.jp/foods/pdf/foods_index_26_161213_0002.pdf



◆特定保健用食品の許可について(12月14日 消費者庁)

消費者庁では、本日(12月14日)、健康増進法第 26 条第1項に
基づき特定保健用食品の表示許可を行いましたので公表します。
今回許可を行ったのは、別紙の6件(うち規格基準型特保1件、
再許可等特保3件)です。

難消化性デキストリン(食物繊維として)
・・・・アサヒ飲料株式会社
サーデンペプチド(バリルチロシンとして)
・・・・株式会社東洋新薬
葛の花エキス(テクトリゲニン類として)
・・・・株式会社東洋新薬
難消化性デキストリン(食物繊維として)
・・・・静岡県経済農業協同組合連合会
ケルセチン配糖体(イソクエルシトリンとして)
・・・・サントリー食品インターナショナル株式会社2製品

詳細は、
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin1579.pdf



◆水素水の商品テスト結果◆(12月15日 国民生活センター)

容器入り及び生成器で作る、飲む「水素水」
-「水素水」には公的な定義等はなく、溶存水素濃度は様々です-

12月15日、国民生活センターより、水素水と水素水生成器の
商品テストの結果が公表されました。

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20161215_2.html
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20161215_2.pdf



◆機能性表示食品(A81-170)に関する科学的評価 ◆
(12月17日 ASCON)

ASCON(消費者社会を考える会)科学者委員会による機能性
表示食品に関する評価結果の第2弾(A81-170)が
公表されました。


http://ascon.bz/archives/533



◆特定保健用食品の許可について◆(12月22日 消費者庁)

消費者庁では、本日(12月22日)、健康増進法第 26 条第1項に
基づき特定保健用食品の表示許可を行いましたので公表します。

今回許可を行ったのは、別紙の1件(再許可等特保1件)です。

葛の花エキス(テクトリゲニン類として)
・・・・株式会社東洋新薬


詳細は、

http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin1579.pdf



◆インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示に
対する要請について◆(12月26日 消費者庁)

消費者庁では、平成 28 年 1 月から 3 月までの期間、
インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示の
監視を実施しました。この結果、142 事業者による 162 商品
の表示について、健康増進法第 31 条第1項の規定に違反する
おそれのある文言等があったことから、これらの事業者に対し、
表示の改善を要請するとともに、ショッピングモール運営
事業者へも表示の適正化について協力を要請しました。

http://www.caa.go.jp/foods/pdf/161226premiums_1.pdf



◆機能性表示食品制度における機能性関与成分の取扱い等に
関する検討会報告書の公表◆(12月27日 消費者庁)

消費者庁より、本日(12月27日)、「機能性表示食品制度
における機能性関与成分の取扱い等に関する検討会報告書」が、
公表されました。

http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/other/pdf/kinousei_kentoukai_161227_0001.pdf


報告書
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/other/pdf/kinousei_kentoukai_161227_0002.pdf

報告書概要
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/other/pdf/kinousei_kentoukai_161227_0003.pdf



◆植物由来製品による健康被害(疑い)について◆
(12月27日 厚労省)

厚生労働省から、12月27日付けにて、植物由来製品
による健康被害(疑い)の公表がありました。

今般、青黛(せいたい)を摂取した潰瘍性大腸炎患者に
おいて、肺動脈性肺高血圧症が発現した症例が複数存在する
ことが判明しましたので、お知らせします。

http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/diet/dl/161227-01.pdf



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~健康食品によると思われる健康被害情報(第6回)~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
国立栄研より公表された、健康食品、食品による健康被害のうち、
国内症例についてのみ掲載いたします。


◆サプリメントの誤用によるカフェイン中毒の症例
(国立栄研 12月14日)

40代の男性が、朝方にカフェインサプリメントを摂取し、
30分程経過して動悸、吐き気、呼吸困難を生じたため医療機関を
受診した。
男性は、本来は1錠飲むはずだったそのサプリメントを誤って
一度に4錠摂取してしまったとのこと。補液を行って経過観察と
なったが、その後も症状の改善が見られないため夕方に再診。
カフェイン中毒の疑いから検査を実施したところ、カフェイン
代謝産物であるテオフィリンの血中濃度の上昇がみられた。
再診時には血中の電解質異常、呼吸性アルカローシス、テタニー
症状などが認められたが、その後加療によって改善したという。
(日救急医会関東誌 2015 36(2) 275-8)


*PR********PR********PR*****

*  アドバイザリースタッフ研究会
*       メールマガジンのバックナンバー公開

****************************
* メールマガジンのバックナンバーの公開をいたしました。
*今まで発行した定期メールマガジンをすべて掲載しております。
*           ページのバナー広告も、ぜひ参照ください。
****************************

*  アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン 
*              バックナンバー集は
*   http://a-stuff2016.blogspot.jp/

* (研究会ブログの左のバナーからもリンクしております)
*   http://d.hatena.ne.jp/a-staff/

****************************

――――――――――――――――――――――――――――
◆研修会・学会 案内
――――――――――――――――――――――――――――

(1月6日~2月5日まで)

1. 健康食品セミナー
2. 子どもの食育を考えるフォーラム
3. 「食品表示に関する講習会」 (大阪)
4. 統合医療展2017
5. 日本臨床栄養協会近畿地方会
6. 健康食品管理士会関東支部研修会
7. 脂質栄養シンポジウム
8. 健康食品管理士会中部支部研修会


◆代表世話人が行ってみたい研修会・講演会

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*


1. 社福協 第37回健康食品セミナー

日時:1月20日(金)
場所:社福協3階会議室
更新単位:NRSA=5

テーマ 「運動機能向上のための機能性食品の研究・開発」

講演
「運動パフォーマンス向上に向けた機能性食品の活用」
立命館大学 スポーツ健康科学部 教授 藤田 聡 先生

「スポーツ現場で求められる機能性食品とは?」
立教大学 コミュニティ福祉学部
スポーツウエルネス学科 教授 杉浦 克己 先生

申込詳細は、
https://www.kenshoku-forum.jp/forumSeminar/seminarDetail/13



2. 第11回子どもの食育を考えるフォーラム

日時: 1月21日(土)
場所:帝京平成大学冲永記念ホール(東京)
更新単位:NRSA=5

講演内容等の詳細は
https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=17



3. 「食品表示に関する講習会」 (福岡)

日時:1月25日(水)
場所:ホテル福岡ガーデンパレス
更新単位:指導士=1

講演
「食品表示基準及び新たな製造所固有記号制度について」
消費者庁食品表示企画課 課長補佐 丸子 直人 先生

「健康食品の広告規制と事業者が留意すべき事項」
アドリーガルオフィス 代表 林 功 先生

詳細は、
http://www.jhnfa.org/topic235.pdf



4. 統合医療展2017

日時: 1月25日(水)・26日(木)
場所:東京ビッグサイト 西3・4ホール
更新単位:NRSA= 3単位 or 5単位 (注)

対象講座
栄養・サプリメントは超高齢社会における生き方を変えるか?
銀座医院 院長補佐・抗加齢センター長 久保 明先生

抗加齢医療におけるサプリメントの活用
~アンチエイジングクリニックの実際の処方から~
満尾クリニック 院長 満尾 正先生

医療従事者が知っておきたい栄養の知識
新宿溝口クリニック 院長 溝口 徹先生

機能性表示食品制度と海外のサプリメント事情
一般社団法人日本健康食品規格協会 理事長 池田 秀子先生

健康食品・サプリメントを勧めるにあたって
~消費者の期待と専門家の理解の違い~
アドバイザリースタッフ研究会 代表世話人 千葉 一敏先生

(注)上記の5講座のうち、2講座受講で3単位、
3講座受講で5単位認定。

詳細は、
http://www.togo-iryo.jp/



5. 第46回日本臨床栄養協会近畿地方会

日時:1月28日(土)
場所:あべのメディックスビル(大阪)
更新単位:NRSA=5

講演等の詳細は
http://eiyousv01.med.osaka-cu.ac.jp/jcna-kinki/



6. 健康食品管理士会関東支部研修会

日時: 1月29日(日)
場所:東京医科歯科大学 3号館2階 医学科講義室1
更新単位:管理士=5

講演
栄養情報 最近の話題 ~サルコペニア・褥瘡・排便コントロール~
ネスレ日本株式会社  熊谷 知子 先生

機能性表示制度と機能性農産物開発について
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
山本(前田)万里 先生

詳細は、
http://www.ffcci.jp/information/images/1220170129.pdf



7. 第19回脂質栄養シンポジウム

日時:平成29年2月4日(土
場所:星陵会館(東京)
更新単位:NRSA=5

講演
「体力向上により健康寿命の延伸を」
医薬基盤・健康・栄養研究所
健康増進研究部 室長 村上 晴香 先生

「運動機能改善を目指す健康機能研究」
花王株式会社 生物科学研究所 室長 太田 宣康 先生

「神経筋接合部と健康寿命」
東京大医学医科学研究所 教授 山梨 裕司 先生

「高齢化する女性の健康を考える」
東京農大 応用生物科学部 教授 上原万里子 先生

詳細は、
http://www.jsnfs.or.jp/event/event_20170204.html



8. 健康食品管理士会中部支部研修会

日時: 2月5日(日)
場所:四日市市文化会館
更新単位:管理士=5

講演
「若年者の筋と骨、中高年の筋と骨」
鈴鹿医療科学大学大学院 医療科学研究 加藤 尊 先生

「筋肉を維持するためのタンパク質・アミノ酸栄養と運動」
名古屋大学大学院 生命農学研究科 下村 吉治 先生

詳細は、
http://www.ffcci.jp/information/images/1320170205.pdf



―――――――――――――――――――――――――――――
◆代表世話人が行ってみたい研修会・講演会
―――――――――――――――――――――――――――――

第39回社福協健康食品フォーラム

日 時 平成29年2月2日(木)13時~17時
会 場 全社協・灘尾ホール(新霞が関ビル1階)
テーマ 「機能性」を表示できる食品の今後
~安全性・品質管理から見える課題~

講演
「食品衛生管理の国際標準化に関する取組について」
厚生労働省 岡崎 隆之 先生

「企業が求める機能性表示食品制度支援とは
~安全性、品質管理を中心に~
『中小企業・小規模事業者にチャンスを与える支援』」
健康栄養評価センター 代表取締役 柿野 賢一 先生

「機能性表示食品についての消費者委員会の考え方
~トクホの許可取り消し等を踏まえ~」
消費者委員会 委員長 河上 正二 先生

詳細は、
https://www.kenshoku-forum.jp/forumSeminar/forumDetail/14



――――――――――――――――――――――――――――――――
◆会員の皆様へのお知らせ
――――――――――――――――――――――――――――――――
アドバイザリースタッフ研究会では、活動に参加していただける皆様を
広く募集中です。

■「全国の健康食品相談のできるアドバイザリースタッフ」リスト
 参加者の募集■

リストに登録した皆さんのもとに、消費者からの相談が届きはじめている
ようです。
http://advisory-staff.org/guidance/ をご覧ください。


■講演会・研修会 モニター募集(図書カードプレゼント付)■

アドバイザリースタッフ研究会では、講演会モニターを募集します。
http://advisory-staff.org/guidance/#a002
をご覧ください。


■会員情報の変更について■

メールアドレスの変更は以下よりお願いします。
http://advisory-staff.org/guidance/#a004
をご覧ください。


■会員の皆様へのメッセージをチェックするには■

アドバイザリースタッフ研究会のブログでは、会員の皆様に向けての
メッセージを書き込むことがあります。
http://advisory-staff.org/guidance/#a003
をご覧ください。


▼メールトラブルを防ぐためのお願い▼

A-Staff研究会のドメイン名「@advisory-staff.org」が迷惑メールに分類
され、はじかれないように、メール設定をお願いします。
http://advisory-staff.org/guidance/#a007
をご覧ください。


★平成28年度機能性表示食品一覧表配信 希望の方へ★

「平成28年度届出一覧の最新版」希望の方は、下記にメールください。

件名:平成28年度届出一覧の最新版」希望
本文:氏名(ふりがな)、所属(勤務先等)、配信先メールアドレスを記載ください。
メールアドレス:info@advisory-staff.org
なお、希望者の皆様には、「アドバイザリースタッフ研究会 メールマガジンのバックナンバー」の、バナー広告を参照にご協力いただきたくお願いいたします。

>>>バックナンバー 一覧<<<
スポンサーリンク
―――――――――――――――――――――――――――――
◆編集後記
―――――――――――――――――――――――――――――
メルマガVol.45を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回のメルマガは如何でしたか。
「アドバイザリースタッフ研究会」は、本メールマガジン読者の
みなさんのための研究会です。多くの情報を提供するうえでも
皆さんの協力がなくては成り立ちませんので、ぜひともご協力の程
よろしくお願いいたします。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

関東地方は、非常に穏やかな年末年始でしたが、
皆さんの地方はいかがでしたか。

「一年の計は元旦にあり」
  一年の計画は年の初めである元旦に立てるべきであり、
物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を
立てるのが大切だということなのでしょうが、なかなか、
計画を立てても、思い通りには事が運ばないことも少なく
ありません。

機能性表示食品の第二次検討会報告が公表されましたが、
検討会のスタートの段階では、「ビタミン・ミネラル」に
関しては、機能性表示食品の関与成分として認められる
ことが前提のような感じだったと思います。
また、関与成分が明らかでないエキス原材料についても、
かなり緩やかな規制で認められるような印象がありました。

しかしながら、今回公表された報告書を読むと、ビタミン・
ミネラルラ関しては、機能性表示食品の成分とは認めず、
栄養機能食品として検討を行うこととなっています。
またエキス原材料についても、従来の考え方より、
品質確保の上では厳しいものになったような気がします。

予定されていた検討会回数を増やしての議論の末に
まとめられた報告書であり、現時点での有識者の見解が
まとめられたものだと思います。
当初の方向性が大きく変わったことの一つの要因には、
既に届けられている機能性表示食品の科学的根拠に
対しての、有識者の不信感もあるのではないでしょうか。

機能性表示食品制度は、スタートしてまだ2年かに満たない
制度です。ぜひ産官学が協力の上、製品の品質・有効性・
安全性を担保し、消費者が制度を理解し、よりよい制度に
なっていってほしいと思います。そして産官学と消費者の
橋渡しとしてアドバイザリースタッフが活躍できることを
願わずにはいられません。

今年も、研修会の開催やメルマガなどを通じて、
多くの情報を提供していきますので、
ご協力のほどよろしくお願いいたします。

(KC)


~・・~・・~・・~・・~・・

メルマガに対するご意見、ご要望をお待ちしております。
メールアドレス info@advisory-staff.org
件名:メールマガジン投稿・意見・感想
に、お願いいたします。

------------------------------------------------------------
アドバイザリースタッフ研究会
研究会ブログ→ http://d.hatena.ne.jp/a-staff/
研究会HP→ http://advisory-staff.org/
※※このメールの転送・転載を禁止します※※
---------------------

>>>バックナンバー 一覧<<<

アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.44

2013年(平成25年)5月10日創刊
>>>バックナンバー 一覧<<<

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.44
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2016年12月7日発行
スポンサーリンク
今年も、残り3週間となってしまいました。月日の経つのは、本当に早いものです。
街中のイルミネーションも、年々華やかにそして趣向を凝らすものが増えてきているような気がします。あまりに見とれすぎて、寒さで風邪などひかぬようにお過ごしください。

トクホの初の取り消し問題も、一通りの決着がついたようです。
各メーカーから提出された結果により、現在販売されている製品については、全て基準を満たしていることが分かった一方、900品目ものトクホがすでに流通していないという現状も浮き彫りになり
ました。

同時に実施された特別用途食品においては、2品目について、基準値割れの製品があったとのことで、メーカーの自主的な販売中止措置が取られました。詳しくは、NEW「見方・読み方」のコーナーをご覧ください。

それでは、アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン
「第44号」を最後までお楽しみください。

>>>バックナンバー 一覧<<<
スポンサーリンク
――――――――――――――――――――――――――――――
◆行政ニュース (11月3日~11月6日)
――――――――――――――――――――――――――――――

◆機能性表示食品届け出状況  11月◆
(消費者庁 11月4日 11月8日、11月9日、11月11日、11月14日、
11月16日、11月17日、11月25日、11月29日、11月30日)

消費者庁より、機能性表示食品の届け出状況が公表されています。
11月一カ月で48品目(No.B-180~B-227)が受理されました。

届出品目は、機能性表示食品の届出情報検索のデータベースで
確認できます。

https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/

検索ページの「届出日」のところに、 2015/04/01 ~ で
検索をかけるとすべての届出のものが見られます。

平成28年度届出一覧は、下記にて確認ください。

http://advisory-staff.org/201612_cxye/
パスワード:  201612ceye


また、11月25日付で
A164北の国から届いたブルーベリー(八幡物産株式会社)
が届出撤回されています。


平成27年度の一覧は、こちらから
http://www.caa.go.jp/foods/docs/ichiran.xls




◆平成27年「国民健康・栄養調査」の結果◆
(11月14日 厚生労働省)

~社会環境整備へのニーズ高く、世代等の特徴にあわせた対策が必要~

厚労省から、平成27年11月に実施した「国民健康・栄養調査」
の結果の概要が公表されました。

平成27年調査は、毎年実施している基本項目に加え、重点項目と
して、栄養バランスのとれた食事、運動ができる場所、適正な休養
の確保及び受動喫煙の防止など、社会環境の整備の状況について
把握しました。

結果の概要は、
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/kekkagaiyou.pdf




◆「広告媒体」「広告と健康食品」の消費生活相談の概要◆
(11月14日 東京都)

東京都消費者センターより、11月4日に、
「テーマ分析~「広告媒体」「広告と健康食品」の消費生活相談の概要~」
が公表されました。

http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/sodan/tokei/documents/theme_2810.pdf




◆特定保健用食品の許可について◆
(11月24日 消費者庁)

消費者庁では、本日(11月24日)、健康増進法第 26 条第1項に
基づき特定保健用食品の表示許可を行いましたので公表します。

今回許可を行ったのは、別紙の13件(うち再許可等特保13件)です。

難消化性デキストリン(食物繊維として)
・・・・ダイドードリンコ分割準備株式会社
燕龍茶フラボノイド(ハイペロサイドおよびイソクエルシトリンとして)
・・・・ダイドードリンコ分割準備株式会社 8製品
ガラクトオリゴ糖・・・・ダイドードリンコ分割準備株式会社
サーデンペプチド(バリルチロシンとして)
・・・・ダイドードリンコ分割準備株式会社
難消化性デキストリン(食物繊維として)・・・・株式会社佐藤園
モノグルコシルヘスペリジン・・・・株式会社佐藤園


詳細はこちらより
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin1575.pdf




◆特定保健用食品の関与成分に関する調査結果について(第2報)◆
(11月29日 消費者庁)

本日(11月29日)、消費者庁から、保健用食品の関与成分に関する
調査結果について(第2報)が公表されました。

平成 28 年9月 27 日付けで依頼した「特定保健用食品の関与
成分に関する調査について(依頼)」について、公益社団法人
日本健康・栄養食品協会から分析中であった7品目について
追加報告があり、それらの結果を踏まえ、以下のとおり調査結果を
取りまとめましたので、公表いたします。

http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin1578.pdf




◆特別用途食品制度に関する検討会報告書の公表について◆
(11月30日 消費者庁)

消費者庁では、平成 28 年2月から 11 月までの全4回にわたり、
「特別用途食品制度に関する検討会」を開催し、特別用途食品制度の
改善に向けた検討を行ってまいりました。
本日(11月30日)、「特別用途食品制度に関する検討会報告書」が
取りまとめられましたので、資料を公表いたします。

http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/other/pdf/food_labeling_other_161130_0002.pdf




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~健康食品によると思われる健康被害情報(第5回)~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
国立栄研より公表された、健康食品、食品による健康被害のうち、
国内症例についてのみ掲載いたします。


◆サプリメントによる肺炎の報告
(国立栄研 11月18日)

62歳の女性が市の肺がん検診を受けたところ、肺炎を指摘された。
検診の翌月に微熱と咳を生じて病院を受診し、抗菌薬を飲んでいた
が、その後高熱と呼吸困難のため救急搬送となった。
女性はそのまま入院となり、その後約1ヶ月の入院治療を要した。
話を聞くと、女性は肺がん検診の前月から便秘解消を目的として
サプリメントを摂取していたとのこと。
診察に当たった医師らは薬剤性肺炎を疑って検査(薬物による
リンパ球刺激試験)を実施。摂取していたサプリメントに対して
陽性を示し、これが原因と診断された。

藤沢市内科医学会雑誌 2015 27 21-3


◆β-カロテン サプリメントの過剰摂取による柑皮症
(国立栄研 11月29日)

骨折で整形外科に入院中の63歳の女性の皮膚の色が黄色いと
いう情報が、同院の皮膚科に入った。
女性は、全身の皮膚が黄色く、とくに両の掌と足底が強い色調
であった。眼球結膜の黄染や肝臓、腎臓の機能異常は認められ
ず、血中のβ-カロテン値が基準値を大きく超過していた。
話を聞いたところ、女性は2ヶ月前からβ-カロテンを含むサプ
リメントを摂取していた。サプリメントの添付文書には1日に
1、2錠内服と書かれていたが、女性は知人の勧めによって1日
に9錠を摂取。
β-カロテンの過剰摂取により発症する柑皮症と診断され、サプ
リメントを中止した後、皮膚の色も血中β-カロテン値も徐々に
改善した。
β-カロテンはビタミンAの前駆体。ビタミンやミネラルのサプリ
メントは人気があり、安全であるイメージをもたれることも多い
が、誤った方法で使用することは健康被害のリスクを高めること
になる。

皮膚臨床 2016 58(8) 1283-6



◆妊娠・授乳中のヨウ素過剰摂取の症例
(国立栄研 11月30日)

妊娠高血圧の女性が、在胎35週で帝王切開にて女児を出産。
女児の1ヶ月健診で血中甲状腺刺激ホルモン高値、サイロ
キシン低値と、甲状腺機能低下を示す所見が認められた。
その後、投薬により甲状腺機能は正常化したものの、尿中の
ヨウ素濃度が顕著に高い値を示した。
母親の女性に詳しく話を聞いたところ、妊娠高血圧であった
ことから、減塩のために、妊娠初期から授乳期の現在に至る
まで、自家製昆布だしを1リットル、ヨウ素が多く含まれて
いると考えられる即席スープをほぼ毎日食事にとりいれてい
たという。
女性が自家製昆布だしと即席スープの摂取を中止した後の女児
の検査では、尿中ヨウ素の値は正常化した。
今回のケースは、母体が過剰に摂取したヨウ素が母乳中に移行
し、新生児のヨウ素過剰摂取につながり、甲状腺機能低下症が
引き起こされたものと診断された。
日常的な食事からのヨウ素摂取量が少なく、特に子どものヨウ
素欠乏が深刻な問題となっている地域もあるが、日本は海藻類
などを摂取する機会が多く、ヨウ素の摂取量が多いことで知ら
れている。今回のケースと同様の原因で新生児に甲状腺機能低
下症が認められた例が過去にも報告されているが、ヨウ素過剰
摂取は一般的にあまり認知されていないようだ、と報告した医
師らは記述している。

小児内科 2016 48(6) 927-9



◆複数のサプリメントで薬物性肝障害となった症例
(国立栄研 12月1日)

69歳の女性が生物咬傷をきっかけに医療機関を受診したところ、
肝酵素の値が高値であったため入院となった。眼球結膜には黄
染がみられ、また肝、腎機能障害、炎症所見が認められた。
急性肝炎重症型と診断され、加療によって病状は徐々に回復した。
入院後に女性に問診したところ、ビタミン+ミネラル、魚油の
サプリメントを1年前から、さらにグルコサミン+ヒアルロン
酸配合のサプリメントを2ヶ月前から摂取していたという。
これら3種類のサプリメントについて薬剤リンパ球刺激試験を
行ったところ、ビタミン+ミネラルとグルコサミン+ヒアル
ロン酸の2種類のサプリメントに陽性を示した。
サプリメントを原因とする肝障害はこれまでにも報告されてお
り、時には肝移植が必要となるような重症例も発生している。

日本救命医療学会雑誌 2015 29 69-74




★PR★★★★★★★★PR★★★★★★★★PR★★★★★

★  アドバイザリースタッフ研究会
★       メールマガジンのバックナンバー公開

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★ メールマガジンのバックナンバーの公開をいたしました。
★今まで発行した定期メールマガジンをすべて掲載しております。
★           ページのバナー広告も、ぜひ参照ください。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

★  アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン 
★              バックナンバー集は
★   http://a-stuff2016.blogspot.jp/

★ (研究会ブログの左のバナーからもリンクしております)
★   http://d.hatena.ne.jp/a-staff/

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

――――――――――――――――――――――――――――――
◆研修会・学会 案内
――――――――――――――――――――――――――――――

(12月8日~1月8日まで)

1.健康食品管理士会九州支部研修会
2.健康食品管理士会関東支部研修会
3.食品件指導士フォローアップセミナー(東京)

◆代表世話人が行ってみたい研修会・講演会

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*


1.健康食品管理士会九州支部研修会

日時: 12月10日(土)
場所:南九州大学
更新単位:管理士=5、NRSA=3、指導士=1

講演
「知って得する薬の話」
九州保健福祉大学薬学部薬学科 教授 高村 徳人 先生

「健康美人は鉄美人!あなたのめまい・ふらつき・イライラ、
もしかして鉄不足かも?循環器専門医が考える鉄健康法」
野村循環器内科クリニック 院長 野村 勝政 先生

詳細は、
http://www.ffcci.jp/information/images/17201612112.pdf


2.健康食品管理士会関東支部研修会

日時:12月11日(日)
場所:東京医科歯科大学 3号館3階医学科講義室2
更新単位:管理士=5

講演
「恐ろしい食習慣と栄養バランスの重要性 」
医療法人社団 康心会 湘南東部総合病院 河野 一朗 先生

「サプリメント以外の食事コントロールの実践 」
大塚食品株式会社ヘルスプロモート部 花村 翠 先生

詳細は
http://www.jafsra.or.jp/information/images/1220161211.pdf



3.食品保健指導士フォローアップ研修会(東京)

日時:12月17日(土)
場所:日本健康・栄養食品協会3F会議室  琉球大学 大学会館3F
更新単位:指導士=2、管理士=5、NRSA=5

講演
「機能性表示食品の最新動向」
健康食品産業協議会事務局長 小田嶋 文彦 先生

「N-アセチルグルコサミンの機能性」
焼津水産化学工業株式会社 担当者

詳細は、
http://www.jhnfa.org/hoken6-9.pdf



――――――――――――――――――――――――――――――
◆代表世話人が行ってみたい研修会・講演会
――――――――――――――――――――――――――――――

◇国民生活センター平成28年度企業職員研修コンプライアンスセミナー
「機能性表示食品制度の届出のポイントと現状の課題」

日程
第1回 平成29年1月18 日(水曜)~1月19 日(木曜)
第2回 平成29年2月1日(水曜)~2月2日(木曜)

場所 独立行政法人国民生活センター相模原事務所研修施設

申込方法等詳細は、
http://www.kokusen.go.jp/seminar/pdf/sm-20161117_1_1.pdf

健康食品管理士の更新単位もつくようです。



----------------------------------------------------------------
見方・読み方(最近のニュース・話題の中から、少し詳しく)
-----------------------------------------------------------------

特別用途食品の関与成分一斉調査の結果

トクホの取り消し問題に端を発し、特別用途食品に関しても、
全製品の関与成分の調査を行うよう、全メーカーに指示が出て
おりましたが、その調査結果が発表されました。
トクホの調査結果は、消費者庁からニュースリリースの形で、
2回にわたり公表されましたが、特別用途食品に関しては、
そのような公表はありませんでした。消費者庁長官の定例
会見の中での結果公表ということになりました。
結果としては、全64品目のうち、1品目で、基準値を満たさ
ないものがあり、1品目で過去に基準値を満たさないものが
あったとのことです。
これら2品目は同製造メーカーのもので、現在、メーカーの
自主的な販売中止の措置が取られています。
メーカーのHPを見ると、以下のように報告されています。

-------
消費者庁より、特別用途食品の品質管理に関する調査実施の
通知を受け、分析結果を報告したところ、「げんたそうめん」
について低たんぱく質食品の許可基準を超過しているとの
指摘を受け、直ちに社内調査を行い、「げんたそうめん」
100gあたりのたんぱく質の量が特別用途食品として許可を
受けた製品規格値2.2~2.8gに対し、実測値では最大で0.4g
超過していたことを確認しました。これを受け、弊社では
11月1日より「げんたそうめん」の販売を中止いたしました。
 さらに、他の弊社特別用途食品のデータを遡って精査いた
しましたところ、「げんたうどん」100gあたりのたんぱく質
の量が特別用途食品として許可を受けた製品規格値1.5~2.3g
を最大で0.2g超過していたことが判明したため、「げんた
うどん」につきましても11月2日より販売を中止することと
いたしました。
-------

確かに、ほんのわずかな基準値のオーバーであり、
消費者庁長官の会見にもあるように、この量で、
使用者にとって何か問題となることは無いとは
思います。しかしながら、低たんぱく食品に関し
ては、商品が少ないこともあり、利用者も多い
商品であることも聞いています。
また、これらの商品が販売中止になることにより、
非常に困る消費者もおられると思います。
ぜひ、いち早い対応で、正しい商品の販売を再開
していただくとともに、業界全体のイメージ回復
に努めていただきたいと思います。
当該トクホ製品は、取り消しになったのに対して、
これら特別用途食品2製品は、取り消し措置には
なりません。その理由としては、担当者の検査
結果の基準値の範囲のとらえ方の勘違いであり
特に悪質なものではないとの判断からです。
トクホ製品、特別用途食品の、他の製品で基準値の
違反がなかったことに、一安心しましたが、全く
手つかずの栄養機能食品は大丈夫だろうかという
不安が消えないというのも事実ではないでしょうか。
さらなるメーカーさんの自主努力を期待したいところです。



――――――――――――――――――――――――――――――――
◆会員の皆様へのお知らせ
――――――――――――――――――――――――――――――――
アドバイザリースタッフ研究会では、活動に参加していただける皆様を
広く募集中です。

■「全国の健康食品相談のできるアドバイザリースタッフ」リスト
 参加者の募集■

リストに登録した皆さんのもとに、消費者からの相談が届きはじめている
ようです。
http://advisory-staff.org/guidance/ をご覧ください。



■講演会・研修会 モニター募集(図書カードプレゼント付)■

アドバイザリースタッフ研究会では、講演会モニターを募集します。
http://advisory-staff.org/guidance/#a002
をご覧ください。



■会員情報の変更について■

メールアドレスの変更は以下よりお願いします。
http://advisory-staff.org/guidance/#a004
をご覧ください。



■会員の皆様へのメッセージをチェックするには■

アドバイザリースタッフ研究会のブログでは、会員の皆様に向けての
メッセージを書き込むことがあります。
http://advisory-staff.org/guidance/#a003
をご覧ください。



▼メールトラブルを防ぐためのお願い▼

A-Staff研究会のドメイン名「@advisory-staff.org」が迷惑メールに分類
され、はじかれないように、メール設定をお願いします。
http://advisory-staff.org/guidance/#a007
をご覧ください。


★平成28年度機能性表示食品一覧表配信 希望の方へ★

「平成28年度届出一覧の最新版」希望の方は、下記にメールください。

件名:平成28年度届出一覧の最新版」希望
本文:氏名(ふりがな)、所属(勤務先等)、配信先メールアドレスを記載ください。
メールアドレス:info@advisory-staff.org
なお、希望者の皆様には、「アドバイザリースタッフ研究会 メールマガジンのバックナンバー」の、バナー広告を参照にご協力いただきたくお願いいたします。

>>>バックナンバー 一覧<<<
スポンサーリンク
―――――――――――――――――――――――――――――
◆編集後記
―――――――――――――――――――――――――――――
メルマガVol.44を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回のメルマガは如何でしたか。
「アドバイザリースタッフ研究会」は、本メールマガジン読者のみなさんのための研究会です。多くの情報を提供するうえでも皆さんの協力がなくては成り立ちませんので、ぜひともご協力の程
よろしくお願いいたします。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

本当に、一年はあっという間に過ぎ去ってしまいます。
先月末は、ハロウィンの渋谷に出かけ、日本はどうにかなってしまったのではと思っていましたが、いまは、街中きれいなイルミネーションで飾られ、お店のウィンドウもクリスマスデコレーションで華やかです。みなさんもそろそろ忘年会疲れとなってきているのではないでしょうか。
さて、今年の流行語大賞は、「神ってる」でしたが、健康食品に関する今年一年間を振り返ってみても、様々な事件がありました。
やはり、重大ニュースのトップは、「トクホ、初の取り消し」だと思います。栄養機能食品、機能性表示食品やいわゆる健康食品と違い、国が許可しているから安心・安全と考えられていた特定保健用食品で、関与成分の基準値割れ、あるいはその関与成分のメルクマールが確認できないということを2年以上前からわかっていたのに販売し続けていたという事件をきっかけに、全トクホ製品の関与成分の緊急調査結果を全メーカーに提出させるという事態になりました。
結果、現在流通している製品については、全て基準値を満たすということがわかり、安心いたしましたが、すでに終売している商品も900品目あるという実態も明らかになりました。
また、同時に実施されていた特別用途食品の調査結果では、全64品目中2品目で含量の基準値オーバーがあり、販売中止(メーカーの自主的措置)の措置が取られました。
今まで、トクホの収去検査等が行われていなかったので、このような事態がわからなかったということを踏まえ、今後消費者庁で収去検査を行う方針になりました。
栄養機能食品は大丈夫なのか、という不安も残るところです。

その他にも、
・専ら医薬品成分を関与成分とする機能性表示食品の届出撤回、届出ガイドラインの改訂
・機能性表示食品の第二次検討班、報告書案纏まる。ビタミン・ミネラルは、関与成分として認めない。
・機能性表示食品、届出品目が、500を超える。
・特別用途食品検討会、報告書公表。とろみ食品の基準改定へ
・健康食品の広告等の景品表示法、健康増進法ガイドライン改訂版公表

業界にとって、今年も色々と話題の多い年になったような気がします。

今年も残り少なくなりましたが、皆様にとって充実した年の瀬となり、さらに素晴らしい新年をお迎えになりますことを祈念いたします。

今年も一年ご購読いただきありがとうございました。

(KC)


~・・~・・~・・~・・~・・

メルマガに対するご意見、ご要望をお待ちしております。
メールアドレス info@advisory-staff.org
件名:メールマガジン投稿・意見・感想
に、お願いいたします。

------------------------------------------------------------
アドバイザリースタッフ研究会
研究会ブログ→ http://d.hatena.ne.jp/a-staff/
研究会HP→ http://advisory-staff.org/
※※このメールの転送・転載を禁止します※※
---------------------
>>>バックナンバー 一覧<<<